代表理事ごあいさつ

 

 一般社団法人共生の未来考究会代表理事を拝命いたしました近石でございます。
 わたくしは、社会保険労務士業務と併せて、宝塚市議会議員として16年にわたり、福祉と教育の充実に努めてまいりました。
 一昨年来ご縁があって、本法人の設立準備に関わらせていただいておりましたが、このたび、関係者各位から代表にとの思いがけないご推挙を賜りました。わたくし自身日頃仏道への関心が少なくありませんでしたので、「ともいき」の未来の構築を目指した実践活動には、大いに賛意を抱きました。
 この法人の活動に、わたくしの専門性を少しでも役立てていただくことを期して、鋭意職責を果たしていきたいと存じます。
 どうぞ、宜しくお願い申し上げます。
                   
一般社団法人 共生の未来考究会 代表理事 近石 武夫

設立の趣旨

〜 一般社団法人顧問就任にあたって:心の諸問題の考究から社会を臨床の場とする実践的展開へ 〜

 

 2002年7月15日に発足した「心の諸問題考究会」は、こころに関わるあらゆる事象について、真摯に探究を続けることを目指した非営利学術団体です。
 2011年の東日本大震災に伴う原子力災害発災後の世界に生きるわたくしたちは、「こころ」とは、人間理性を頂点に据えるものではなく、それらをはるかに超えたいのちのともいきに関わる何かなのではないのかと、いっそうの「こころ」の探究への要請を、身に迫って確信させられました。
 しかしながら、現在の学術研究活動のみでは未だ、この世界そのものの実相を臨場・臨床的に捉えることが充分ではなかったこともまた、痛感いたしました。
 そこで、「心の諸問題考究会」の設立同人として現在に至るまで当学会の主たる運営業務に携わってきた實川と酒木からの呼びかけに応じた人々が集い、「共生(ともいき)の未来」への希望を託した実働を旨とする法人の設立が構想されました。
 この発願にはじまる経緯を経て、「一般社団法人共生の未来考究会」は、誕生いたしました。
    医療・福祉・教育・産業・労働・司法そして宗教をはじめとする、あらゆる支援の営みのなかに、「こころ」への配慮が関わらないものはありえません。これらさまざまな支援の営みには、「こころ」への関心と気づきを介して、互いに関わりあい交わりあう
〈場〉が求められていると考えます。
 わたくしたちは、そのような〈場〉を提供する機関として、この法人を設立いたしました。

 わたくしたちは、わたくしたちが生かされている世界そのものとの〈ともいき〉を、目指します。
 参与観察・アクティヴリサーチの手法を駆使し、実際の臨場において、各々の立場の人びとが、各々の専門性を持ち寄りながらも、それら専門の垣根を超えた「おたがいさま」のゆるやかで暖かい関わりを求めていきたいと考えます。
 そしてなによりも、積極的な実践活動によって社会への貢献を果たせる団体でありたいと切望いたします。

 

2018年6月18日                 


一般社団法人共生の未来考究会顧問・心の諸問題考究会事務長    實川幹朗

一般社団法人共生の未来考究会顧問・心の諸問題考究会編集委員長  酒 木   保